博多祇園山笠2017
博多区にある櫛田(くしだ)神社の奉納神事で、毎年7月1日~15日まで開催されます。
その起源は所説ありますが、仁治2年(1241年)に博多で疫病が流行した際に、祈祷水を撒いて町を清め疫病退散を祈願したことが始まりとされています。
正式名称は櫛田神社祇園例大祭で、博多どんたく、放生会とともに博多三大祭と呼ばれています。
博多祇園山笠の見どころは、2016年11月30日にユネスコの無形文化遺産に登録された「山笠」です。
<スケジュール>
7月1日 飾り山一般公開
7月9日 お汐井とり
7月10日 流舁き
7月11日 朝山笠・他流れ舁き
7月12日 追い山笠ならし 15:59~
流舁きで肩ならしした山笠が、本番の予行練習をする日です。 本番の追い山笠よりコース距離が若干短いものの、タイムトライアルも行われて本番さながらの真剣さで全力疾走します。
7月13日 集団山見せ 15:30~
山笠が博多区を出発し、福岡市の中心部を疾走します。福岡市市役所で7つの山笠が一同に会し、お披露目するのが集団山見せなのです。
7月14日 流舁き
7月15日 追い山笠 04:59~
博多祇園山笠の本番、大迫力のクライマックスです。
最終日未明、続々と7つの山笠が櫛田神社前に集合し、1番山笠が大太鼓の合図とともに櫛田入りをします。櫛田神社は博多の総鎮守として市民に親しまれている神社です。
清道(旗)を廻ったところで7つの山笠を代表して「博多祝い唄」を唱和し、夜明けの博多市街へ勢い良く駆け出して行きます。
山笠が始まると博多にも一気に夏がやってきます。