「母の日」の起源とカーネーション
本日は、5月9日「母の日」についてお話したいと思います!!
■母の日の日付とカーネーションの由来
母への感謝を表す母の日の起源は、世界中で様々であり日付も異なりますが、日本ではアメ
リカに倣って5月の第2日曜日になりました。
アメリカの母の日の起源は、戦場の負傷兵の衛生改善活動を行ったアン・ジャービスの娘、アンナ・ジャービスが、1907年5月12日、亡き母をしのんで母が教師をしていた協会に
母が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾りました。
これに感動した人々が、その翌年の1908年5月10日、同じ協会で470人の生徒と母親
達が「母の日」として祝いました。
アンナはこの時全員に同じく白いカーネーションを手渡したことから
白いカーネーションが母の日のシンボルとなり「母の日」が誕生したのですね。
今では赤いカーネーションが定番ですが、始まりは白いカーネーションだったそうですよ。
■母の日が日本に伝わったのは大正時代
当時、青山学院教授のアレクサンダー女史がアメリカの母の日を紹介し、それがキリスト教関係者によって広められました。
その後1949年ごろから、日本でも5月の第2日曜日が「母の日」として定着するようになりました。
■なぜカーネーションが白から赤になったのか
クリスチャンの間では、白いカーネーションは、十字架にかけられる前のキリストとマリアを表し、赤いカーネーションは、十字架にかけられたキリストの赤い血を表しているといわれております。
下記が各色の意味でございます。
・母が健全の人は赤いカーネーション
・母を亡くした人は白いカーネーション
しかし、これにより気持ちが傷つく子供がいるのではないか?という声があがるようになり、赤いカーネーションが定着したようですね。
■母の日にできれば避けたいカーネーションの色と花言葉
近年は、カーネーションの色も増え、赤にこだわらなくてもいいという風潮が
広まりました。
「白」
「尊敬」「純潔の愛」「泣き母をしのぶ」
と意味は素敵ですが、先ほど紹介した通り、母の日に健全中の母に白を贈るのは避けた方がよいかと思われます。
「黄色」
「軽蔑」「嫉妬」「美」
黄色のカーネーションは、淡くて見た目は素敵なので、好きな人も多いかと思われますが
花言葉がネガティブなので避けた方がよいかと思われます。
■母の日に贈りたいカーネーションの色
母の日に贈るカーネーションは、「赤」「ピンク」「オレンジ」「紫」が良いと
されております。
花言葉もどれも素敵なものなので、気になった方はぜひ、調べてみてはいかがでしょうか。
そして、母の日にこちらを参考に花を選ばれてみてはいかがでしょうか。
母親にとっても良い日になるかと思われます(#^.^#)