「百人一首」の秘密
本日は、2021年5月27日「百人一首の日」についてお話させていただきます。
皆さまはこの「百人一首」一度は耳にしたり、高校生の時覚えたことがあるのではないでしょうか?
■百人一首とは?
百人一首は、鎌倉時代中期の5月下旬に、百人の和歌を集め貼られた障子が完成しました。
それはその後も百人一首というかるた遊びに形を変え、780年以上たった今も
残り愛されております。
■百人一首の日って??
百人一首の日は毎年5月27日にあります。
1235年の5月27日に藤原定家が百人の和歌を集め書写したもの、その後百人一首と呼ばれるものを障子に貼り、完成させた日を記念して制定された記念日だそうですよ!
百人一首は、百人の歌人からそれぞれ一首ずつ選んだことから「百人一首」と呼ばれるようになったとされております。
■現代のかるた
百人一首は、現代ではかるたとして残っており、そのかるた遊びを競技にした
「競技かるた」の大会が日本各地で行われております。
競技かるたの大会で有名なものは、1955年から実施されている名人戦
1957年から実施されているクイーン戦がございます。
予選を勝ち抜いた2名が3本勝負を行い、商社が翌年の1月に行われる名人決定戦で
前年の名人と対決し、名人・準名人を決めるのだそうです。
将棋ではよく耳にする名人ですが、競技かるたの世界でも同じ呼び名なのですね。
■競技かるたはとてもハード?!
競技かるたはとてもハードでアスリート並みに体力を消費するそうです。
競技中は前かがみの正座の姿勢でいる時間がほとんどなので、相手よりも素早く札を
払うための腕や腹筋、背筋を鍛えなければなりません。
また百首覚える記憶力と読み手の声を聴く集中力と緊張感もかなりのものです。
きょうぎかるたは個人戦と団体戦があり、一回の試合に約90分かかるそうです。
大きな大会になると、1日5~7試合行うため、かなりの体力と精神力を消費するのだそうですね。
■作品「ちはやふる」
この競技かるたで有名になった漫画作品「ちはやふる」
実写映画も上映され、一躍話題となりました。
緊張感、しんどさ、青春、面白さ、様々なものが織り込んである作品ですので
自粛期間のお時間の空いた時、手にとってみるのもいかがでしょうか。
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