本日は、「オリンピック」についてお話させていただければと思います。
ついこの前まで開催するのかしないのか、モヤモヤとしていた東京オリンピック。
このオリンピックですが、起源っていまいちわからないものですよね。
今回はオリンピックの歴史についてお話しようと思います。
■オリンピックの起源
古代オリンピックの起源は、紀元前9世紀ごろに古代ギリシャで開催されていた
「オリンピア祭典競技」といわれております。
当時のオリンピックは、ヘレニズム文化圏の宗教行事でした。
全能のゼウスをはじめとする多くの神々をあがめるために、神域で体育や芸術の競技祭を行っていたそうですね。
開催頻度は当時から4年に一度であり、この理由としては、さまざまな説があるようです。
その中でも最も有力な説が、太陽暦を基にしていたという説みたいですね。
■当時の種目
古代オリンピックで初めて行われた競技は、1スタディオン(約191m)を走る「競争」でした。
第一回大会から第13回大会までは、この一種目だけが行われていたようです。
そこから徐々に種目が増え始め、より大きな祭典へと発展していったのですね。
最終的には18種目の競技が行われ、種目が増えると同時に開催期間も1日から5日へと伸びました。
競技の中には、戦車競走といったものもあったようですね。
■古代から近代オリンピックへ
ローマ帝国の支配により、衰退した古代オリンピックですが、長い月日を経て、近代オリンピックとして生まれ変わりました。
オリンピック復活のきっかけとなったのは、古代オリンピック終焉から約1500年後のことでした。
フランスのピエール・ド・クーベルタン男爵がオリンピックの復活を構想したのです。
クーベルタンは、スポーツが社会性の育成や心身の発達に重要だと知り、青少年の教育に適していると考えました。
これに世界の国々が賛同し、2年後の1896年に記念すべき第一回大会として
アテネオリンピックが開催されました。
■日本の参加
この第一回に開催されたオリンピックに、実は日本は参加しておりませんでした。
日本が初めて参加したオリンピックは、1912年に開催されたストックホルムオリンピックです。
この大会に日本代表として出場したのは、金栗四三と三島弥彦の二人だけでしたが、日本にとっても大きな意味をもつ大会であったことは間違いありませんね。
いかがでしたでしょうか。
今回はオリンピックについてお話させていただきました。
今年のオリンピックは、東京オリンピックですので、いつも以上に期待を膨らませ
応援が高まっておりますよね。
コロナウイルスのこともあり、現状況からどうなるかわかりませんが、
わたくしもテレビに向かい応援していきたいと思っております。